起業日記

スタートアップ時の出資比率は慎重に!起業して分かった資本主義の世界3つのポイント

実は私、起業時には出資金を出していません。なので、他の2名が資本金を折半して会社を興した。私はたんなる雇われ役員という立場でした。

企業規模問わず権力を持つのは大株主

当時、株主構成比などは上場企業内だけで騒がれるものかと思っていたのだが、零細企業だってこの出資金の比率は大きく影響します。いくら私が売上・利益のほとんどを稼いでいても、私だけ役員報酬を高くするっていうことができない。他の2名が納得しないからだ。役員報酬や会社の重大事項を決めていくためには、どんなに小さな会社でも「株主総会」や「取締役会」を開いて「議事録」を作成し、それぞれが捺印をして確定させていくのだ。

端から見れば、零細企業での株主総会はたんなるミーティングにしか見えないのだが、重要事項を決定していくためには議決権を持つ株主なのである。出資金をだしていない私に決定権は無いのだ。。。株式を持たない私は、売上・利益をいくら上げても結局他の2名のために稼いでいるようなもの。

最低でも過半数の株式は保有するようにした方が良い

私の会社は、他の2名が50%づつ株式を保有していた。だから、重大な決議をしようとした際に、どちらかが反対意見を出してしまうと決して決まることは無い。どちらかが妥協しない限り、永遠に平行線なのだ。会社の売上が伸びていくにつれ、この問題点は他の2名にとっても相当なストレスになっていた。なので、ある程度の報酬を得るようになった段階で、私はある動きをする。それは、株式増資の動き。会社のほとんどの売上・利益を稼ぎ出してきた私が「増資をしたい」というと特に問題なく了承を得られた。

まぁ、断られたら辞めるよ的なオーラを出してたので了承するしか無かったんでしょうね。これで、正式に私も株主になることに。

増資と言っても50万程度だったから出資比率は10%にも満たない微々たるものだったが、この私の持つパーセントが大きな意味を持つことになったのだ。私も株主になったと言うことで、重大決議が決まらないといったバカなことは無くなった。

会社を興すのであればオーナー企業が一番!

はじめて起業するとき、「ちゃんとやれるだろうか?」という不安を持つのは当然。だからメンバーを集めて共同で会社をやろうということになる。ただ、起業してある程度順調に進んでいくと、一緒にやってきたメンバーがウザくなってくる。(これはそれぞれが感じるはず。)

売上が伸びるとまず思うのは「売上のほとんどはオレが作っている」と考える営業の立場の私。そして、「この製品力が高いから売上に繋がっている」と考える製品企画者。この点については別途記事にするが、会社が順調に伸びてくるとそれぞれが勘違いをしてしまい、それぞれの「我」が強くなってきてうまく回らなくなる。

そうならないために、「起業しよう!」と言い出した発起人はできる限り出資金を100%用意した方が良い。つまり、設立当初のメンバーは「雇われ役員」もしくは「従業員」にした方が自分の好きなように経営ができるようになるのだ。

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